地域福祉サービス

ボランティアセンター

ボランティアって何?

画像代替テキストが入ります

ボランティアとは英語で「Volunteer」と書きます。自由意思を意味するラテン語の(Voluntas)に、ヒトを表す接尾語の「er」をつけてできた言葉です。これが英語となり"志願"や"自発性"を意味する「ボランティア」として使われるようになりました。社会的な問題の解決のために自ら進んで活動(運動)を志す人です。

阪神・淡路の大震災、ロシアタンカーの重油流出事故においてはたくさんの方がボランティアとして活躍しました。これはだれもが持っている"ほおっておけない"、"何とかしたい"という気持ちを"行動"に表したものです。日常の生活の中においても、お年寄りが重い荷物を持って歩いている。あるいは、車椅子の人が段差のあるところで困っているなど「できることを できるときに できる場所で」行う活動です。そしてこれは、年齢、性別、を問わず、だれもが気軽に参加できる活動です。

今、この活動は自分の住んでいる地域社会から国際的な領域まで広がっており、活動の分野も福祉だけにとどまらず、環境、子育て、まちづくりなどあらゆる分野におよんでいます。あなたもボランティア活動に参加してみませんか。

どんなボランティアがあるの?

ボランティアと言えば「災害時に現地へ行って復興活動を行う」東日本大震災などでのボランティア活動がまず真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか?でもボランティアと一口に言っても種類はさまざま…。まず自分のできそうなこと、得意なことから始めてみませんか?ボランティアを始めたい方の各種講座も行っています。

ボランティアの4原則

・自発性・自主性 

ボランティア活動は他人から強制されたり、義務として押しつけられたりするものではありません。自らの自発的意思に基づき行う主体的な活動です。活動することを決めるのは本人の自由意志によってなされるものです。
 

・社会性・連帯 

いくら自発的な活動とは言っても、自分個人だけの思いや自分勝手な活動では意味がありません。活動を通して関わりを持つ人とのふれあいを大切にし、周囲に迷惑をかけない、常に社会にも認められた活動となるよう心がけましょう。
 

・無償性・無給性 

報われることを期待したり、活動に対して収入を得るために活動を行うことはボランティア活動の原則からはずれます。最近ではボランティアを必要とするところで実費分を負担してくれたり、活動費として補助金をもらえるようにもなってきていますが、ただ、こうしたことが当たり前とならないで、見返りが金銭でなく人との出会いや喜びを見返りとして考えたいものです。金銭では得られない大きな喜びがボランティア活動にはあるのです。
 

・創造性・開拓性・先駆性 

さまざまな視点から活動を見直し進めていくことを大切に、より良い社会を自分たちで作る活動となるように 心がけましょう